Perfumeのアルバムはどれから聴く?おすすめの聴く順番と全アルバム一覧

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「Perfumeを聴いてみたいけど、アルバムが多すぎてどれから手をつければいいか分からない」

そう思ってこのページにたどり着いた方へ。

先に結論から!

  • STEP1『ネビュラロマンス 前篇 → 後篇』(今のPerfumeを知る)
  • STEP2『GAME』(誰もが知っている曲の本籍地へ)
  • STEP3『JPN』(王道の1枚で全体像をつかむ)

この順番がオススメです。

お気づきかもしれませんが、発売順ではありません。むしろ逆から入っています。

Perfumeのアルバムは2026年8月時点で全12枚。
結成から25年、メジャーデビューから20年を超える歩みのなかで積み上がってきました。
これを1枚目から順に追いかけるのは、正直なかなか大変です。

この記事では、その理由と具体的な聴き方、そして全12枚それぞれの聴きどころをまとめました。

筆者は2007年の「ポリリズム」でPerfumeを知り、以来ずっと追いかけてきました。
ライブは2009年に初参戦して、直近では「ネビュラロマンス」ツアーに15公演+東京ドーム2日間に参戦しています。
各アルバムを発売当時にどう受け止めたかという話も、あわせて書いていきます。

👇️Perfumeの現在の状況(コールドスリープ)についてはこちら


  1. Perfumeのアルバムは何枚ある?全アルバム一覧
    1. ベスト盤・コンピレーション3枚の位置づけ
    2. 『ネビュラロマンス』前篇・後篇は2枚で1つの物語
  2. 【結論】初めて聴くなら、この3枚をこの順番で
    1. STEP1「今のPerfume」を知る ─『ネビュラロマンス 前篇→後篇』
    2. STEP2 誰もが知っている曲の本籍地へ ─『GAME』
    3. STEP3 王道の1枚で全体像をつかむ ─『JPN』
    4. なぜ、あえてこの順番を勧めるのか
  3. 全アルバムガイド|1枚ずつの聴きどころ
    1. Perfume 〜Complete Best〜(2006年8月2日)
    2. GAME(2008年4月16日)
    3. ⊿(トライアングル)(2009年7月8日)
    4. JPN(2011年11月30日)
    5. Perfume Global Compilation “LOVE THE WORLD”(2012年9月12日)
    6. LEVEL3(2013年10月2日)
    7. COSMIC EXPLORER(2016年4月6日)
    8. Future Pop(2018年8月15日)
    9. Perfume The Best “P Cubed”(2019年9月18日)
    10. PLASMA(2022年7月27日)
    11. ネビュラロマンス 前篇(2024年10月30日)
    12. ネビュラロマンス 後篇(2025年8月18日配信/9月17日CD)
  4. 目的別|あなたはここから入るといい
    1. 「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」しか知らない
    2. テクノ・エレクトロが好き
    3. 歌詞や物語で好きになりたい
    4. ライブで盛り上がる曲から知りたい
    5. 映画『コールドスリープ』を観て気になった
  5. どこで聴ける?サブスク・CDの選び方
    1. サブスクは2019年9月に全曲解禁済み
    2. それでもCDを買う意味
  6. アルバムを聴いたら、次は「映像」へ
  7. よくある質問
    1. Q. アルバムは全部で何枚ですか?
    2. Q. シングル曲はアルバムに入っていますか?
    3. Q. 『ネビュラロマンス』は前篇と後篇、どちらから聴くべき?
    4. Q. ベスト盤だけ聴けば足りますか?
    5. Q. 中田ヤスタカさんとは? 全曲プロデュースなのですか?
    6. Q. サブスクで全部聴けますか?
  8. まとめ
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Perfumeのアルバムは何枚ある?全アルバム一覧

まず全体像から。

2026年8月時点で、Perfumeのアルバムは全部で12枚です。

内訳はオリジナルアルバム9枚+ベスト・コンピレーション3枚

タイトル発売年区分どんな1枚か
Perfume 〜Complete Best〜2006ベストデビュー前夜からブレイク直前まで
GAME2008オリジナル1st「ポリリズム」を含む代表作
⊿(トライアングル)2009オリジナル2ndエッジの効いた硬派な2枚目
JPN2011オリジナル3rdJ-POP×テクノの完成形
Perfume Global Compilation “LOVE THE WORLD”2012コンピレーション海外向けに編まれた入門盤
LEVEL32013オリジナル4th世界へ向かう転機となった1枚
COSMIC EXPLORER2016オリジナル5thスペーシーで壮大なエレクトロ
Future Pop2018オリジナル6thFuture Bassとメロディの共存
Perfume The Best “P Cubed”2019ベスト全52曲・15年の集大成
PLASMA2022オリジナル7th聴くほどに良くなるスルメ盤
ネビュラロマンス 前篇2024オリジナル8th初のコンセプトアルバム・物語の始まり
ネビュラロマンス 後篇2025オリジナル9th物語の完結・休止前の最終作
筆者所有のPerfumeの歴代アルバム

Perfumeの歴代アルバム(筆者所有)

ベスト盤・コンピレーション3枚の位置づけ

12枚のうち3枚はオリジナルアルバムではありません。

『Complete Best』はメジャーデビュー前後の楽曲をまとめたもの。
『LOVE THE WORLD』は海外進出にあわせて編まれたコンピレーション。
『P Cubed』はメジャーデビュー15周年の節目にリリースされた、全52曲、大ボリュームのベスト盤です。

じゃあ、ベスト盤だけ聴けばいいんじゃない?

そう思う方も多いと思います。
その答えは記事の後半、よくある質問のところで書きますね。

『ネビュラロマンス』前篇・後篇は2枚で1つの物語

最後の2枚だけ、少し特殊な扱いをします。

『ネビュラロマンス』はPerfume初のコンセプトアルバムで、前篇(2024年)と後篇(2025年)の2枚に分かれています。3人が宇宙を舞台にした架空の世界で繰り広げられる物語のサウンドトラックという設定が全体を貫いているアルバムで、前・後篇がセットで物語が完結します。

つまり2枚で1作品だと思ってください。

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【結論】初めて聴くなら、この3枚をこの順番で

ここがこの記事の本題です。

STEP1「今のPerfume」を知る ─『ネビュラロマンス 前篇→後篇』

ネビュラロマンス前篇・後篇

上段が前篇・下段が後篇
左からP.T.A.限定盤・初回限定盤・通常盤
(筆者所有)

まずは最新作から入ってみて下さい。

意外に思われるかもしれません。でも考えてみてください。いまPerfumeに興味を持った方の多くは、2025年前後のPerfumeに触れて興味を持ったはずです。大阪・関西万博のNTTパビリオン、東京ドーム公演、紅白歌合戦、そしてドキュメンタリー映画。

そこで見た3人と、いちばん地続きなのが最新アルバム『ネビュラロマンス』の2枚です。

そして何より、この2枚は「最新のPerfumeが最高」を体現しているアルバムだと思っています。

長く追いかけてきて、新譜が出るたびに「最高」が更新されていく感覚があります。過去がよかったのではなく、いまがいちばんいい。その到達点をまず受け取ってほしいんです。

前篇→後篇の順で通して聴けば、一つの物語としても楽しむことができます。
所要時間は2枚あわせて1時間半ほどです。

STEP2 誰もが知っている曲の本籍地へ ─『GAME』

「GAME」

左から初回限定盤・通常盤(筆者所有)

次は、一気に2008年まで遡ります。

「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」。Perfumeを知らない人でも、この2曲はどこかで聴いたことがあるはずです。その2曲が収録されているのがアルバム『GAME』です。

今から数えると18年前の作品ですが、いま聴いても全く古びていないと感じると思います。
「ポリリズム」も「チョコレイト・ディスコ」も、いまなおライブの定番曲です。
STEP1で最新作を聴いたあとにここへ来ても、まったく違和感を感じることが無いと思います。

むしろ「18年前にこの音を鳴らしていたのか」という驚きを感じると思います。

STEP3 王道の1枚で全体像をつかむ ─『JPN』

「JPN」

左から初回限定盤・通常盤(筆者所有)

3枚目は2011年にリリースされたアルバム『JPN』

「レーザービーム」「スパイス」「ナチュラルに恋して」といった、Perfumeらしさが分かりやすい形で詰まったアルバムです。テクノポップでありながら歌モノとしても成立している、そのバランスが絶妙な1枚です。

この3枚を聴き終えたころには、あとは自分の好みで進んでいけるはずです。

なぜ、あえてこの順番を勧めるのか

先にお断りしておくと、発売順に聴くのがいちばん贅沢な楽しみ方だと思います。

1枚目から順に追っていけば、20年分の変化と軌跡をそのまま体験できます。
気合と根性で12枚を頭から聴ける方には、ぜひそうしてほしい。それが本音です。

ただ、12枚を通して聴くと10時間近くかかります。現実的にはなかなか大変ですよね。

そこで、限られた時間で「Perfumeという存在」を掴むための順番として、先ほどの3ステップを提案しています。理由は2つ。

1つめ。今のPerfumeを知ってからの方が、過去作の聴こえ方が豊かになる。

先に到達点を知っていると、過去作は「どうやってそこに辿り着いたか」の記録として聴けます。変化が発見になるんです。

2つめ。Perfumeのサウンドには、時代を超える普遍性がある。

「このアルバムでPerfumeが変わった」という劇的な転換点は、実はありません。常に新しい形を試し、変化し、進化し続けてきた。その歩みを支えてきたのが、サウンドプロデューサーの中田ヤスタカさんです。

新しい音を求め続ける探求心が、Perfumeのサウンドを更新し続けてきた。そして最初から一貫して同じ一人が全曲を手がけているという事実が、変化し続けながらも芯がぶれない、ある種の普遍性につながっているのだと思います。

だから、どこから入っても大丈夫なんです。順番に「正解」はありません。

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全アルバムガイド|1枚ずつの聴きどころ

ここからは12枚を発売順に紹介していきます。気になったところから読んでください。

Perfume 〜Complete Best〜(2006年8月2日)

ブレイク前のPerfumeがここにいます。

上京後のインディーズ時代からメジャーデビュー後のシングルまでを収めた1枚。いわゆる「近未来三部作」と呼ばれる「リニアモーターガール」「コンピューターシティ」「エレクトロ・ワールド」が並んでいます。

収録されているインディーズ曲は、アミューズ運営のレーベル「BEE-HIVEレコード」から発売された「スウィートドーナッツ」以降のもの。中田ヤスタカさんが楽曲を手がけるようになったのも、この2003年からです。すべての始まりがここにあります。

  • 代表曲:リニアモーターガール/コンピューターシティ/エレクトロ・ワールド
  • こんな人におすすめ:原点から知りたい方、初期の尖った音が好きな方

Perfumeが「テクノポップ・アイドル」と呼ばれた原点の姿がこのアルバムに詰まっています。

💿上記リンクのほか、タワーレコードHMV等でも購入できます。

GAME(2008年4月16日)

Perfumeの代表作であり、日本音楽史上に残る大名盤です。

中田ヤスタカさんによる初の全曲プロデュースアルバムで、「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」を収録。オリコン週間1位を獲得し、テクノユニットとしてはYMO以来24年11か月ぶり、史上2組目の1位という記録も残しました。第50回日本レコード大賞では優秀アルバム賞を受賞しています。

  • 代表曲:ポリリズム/チョコレイト・ディスコ/Baby cruising Love/セラミック・ガール
  • こんな人におすすめ:とりあえず1枚選びたい方、有名曲から入りたい方

💭 【筆者の実感】

筆者がいちばん聴いたアルバムは、間違いなくこれです。

ある意味「出会いのアルバム」でした。2007年に「ポリリズム」で存在を知って、翌年このアルバムがリリースされ、完全に沼に嵌って現在に至ります。
Perfumeの代表作であり、永遠の名盤だと思っています。

誰かに1枚だけ勧めるなら、やっぱりこれ。……というか正直に言うと「貸さんから自分で買え」というのが本音です(笑)。それくらい思い入れのある1枚ですね。

💿上記リンクのほか、タワーレコードHMV等でも購入できます。

⊿(トライアングル)(2009年7月8日)

ブレイク後、最初のオリジナルアルバム。

「love the world」はPerfume初のオリコン週間シングルチャートで1位を獲得。
前年の2008年に念願の日本武道館公演も達成し、その勢いが続いたまま作られた1枚です。

音の印象としては、『GAME』よりもテクノ寄りでエッジの効いた硬派なサウンド。発売当時、メンバー自身も「大人なアルバム」という表現を使っていました。のちに「格好つけて背伸びしていた」と振り返っていたのも印象に残っています。

その背伸び感が、いま聴くとかえって格好いいんですよね。

  • 代表曲:love the world/Dream Fighter/ワンルーム・ディスコ/edge
  • こんな人におすすめ:硬質なテクノサウンドが好きな方

そして忘れてはいけないのが「edge」。ライブのキラーチューンとして知られる曲で、この1曲があるだけでもこのアルバムの価値が違います。

「Dream Fighter」も、いまでもライブで特別な位置にある曲。
通しで聴いていると、ライブを思い出してつい何度も声が出てしまう。そんなアルバムです。

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JPN(2011年11月30日)

「J-POP×テクノ」の完成形、今やそんな言葉が似合う1枚です。

「レーザービーム」「スパイス」「ナチュラルに恋して」と、シングル曲の粒が揃っています。

このアルバムの魅力は、Perfumeの二面性のバランスが絶妙なところです。
攻めたテクノ・ダンスチューンと、しっとりエモーショナルな曲。その両方が同居しているのがPerfume楽曲の魅力の一つ。それが最も分かりやすい形で並んでいるのが『JPN』だと思います。入門3枚目に置いたのはこの理由です。

そしてこのアルバム収録曲で外せないのが「MY COLOR」です。

シングルにはなっていないアルバム収録曲ですが、ライブの定番曲であり屈指の人気曲。メンバーが「好きな曲」に挙げることも多く、とくにかしゆかは度々大好きな曲に選んでいます。
映画『コールドスリープ』でもクライマックスで使われていました。あのシーンで涙した人も多いのではないでしょうか?(筆者です)

Perfumeにとっても、ファンにとっても特別な1曲です。

  • 代表曲:レーザービーム/スパイス/ナチュラルに恋して/MY COLOR
  • こんな人におすすめ:1枚でPerfumeらしさを掴みたい方

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Perfume Global Compilation “LOVE THE WORLD”(2012年9月12日)

海外進出にあわせて編まれたコンピレーション・アルバムです。

面白いのは、これが「海外向けの入門編」をコンセプトに作られていること。つまり14年前に、公式が「Perfumeを初めて聴く人向けの選曲」をやっているわけで、この記事と同じことを、レーベルが先にやっていました。

そしてこの盤の見どころが、ここでしか聴けないリミックスです。

「チョコレイト・ディスコ」の2012年版ミックスと、「MY COLOR」のこの盤のためのミックス。ファンにとってはこの2曲だけでも手に入れる価値があります。

  • おすすめ:チョコレイト・ディスコ(2012-Mix)/MY COLOR(LTW-Mix)
  • こんな人におすすめ:初期〜中期の代表曲をまとめて聴きたい方

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LEVEL3(2013年10月2日)

世界に届けて、届いた1枚。

EDM色をより前面に出し、世界へ羽ばたいていくPerfumeを後押しした作品です。それまでとは音の圧が明確に違います。

そしてこのアルバムは、Perfumeにとって明確な転機にもなりました。

レコード会社を徳間ジャパンからユニバーサルへ移し、自身のレーベル「Perfume Records」を立ち上げた時期の作品です。海外進出を明確に視野に入れ、世界に向けて作られた1枚。実際この前後からワールドツアーが本格化していきます。

体制も、音も、活動範囲も変わった。そういう意味で節目のアルバムと言えるでしょう。

注目は「Party Maker」

このアルバムのリリース後に行われた大阪・東京のドームツアーを見据えて作られた楽曲だろうと、当時は勝手に想像していました。

しかしその後もどんどん育っていって、いまやライブやフェスの終盤に欠かせない定番曲になりました。

  • 代表曲:Spring of Life/Magic of Love/未来のミュージアム/Party Maker
  • こんな人におすすめ:四つ打ち・ダンスミュージックが好きな方

💭 【筆者の実感】

当時、「世界のPerfume」を感じたアルバムでした。

海外進出が本格化していったタイミングで、音そのものが硬派でぶっ飛んでいました。ダンスアルバムとして完成度が高くて、これを引っさげてツアーを回っている3人を見ながら、何度も涙した記憶があります。

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COSMIC EXPLORER(2016年4月6日)

タイトルどおり「宇宙探検家」がテーマになっている1枚です。

スペーシーで壮大なエレクトロアルバム。

「宇宙」がテーマになっているところに、のちの『ネビュラロマンス』へと通じる世界観を感じます。中田さん得意の近未来感のあるテクノサウンドが、アルバム全体をひとつの長い旅のように形作っています。

収録曲も多彩です。

映画『ちはやふる』主題歌の「FLASH」や「Miracle Worker」といった定番のダンスチューン。低音がゴリゴリに効いているタイトル曲「Cosmic Explorer」。そして筆者が大好きな「TOKIMEKI LIGHTS」のような、エモーショナルでメロディアスな曲まで。

さまざまな楽曲が、このアルバムを色彩豊かに彩っています。

緩急のバランスが取れたアルバムだと思います。

  • 代表曲:FLASH/STAR TRAIN/Miracle Worker/TOKIMEKI LIGHTS
  • こんな人におすすめ:壮大でスペーシーな音世界に浸りたい方

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Future Pop(2018年8月15日)

尖っているのに、聴きやすい。その両立が印象的な1枚です。

当時中田さんがハマっていたFuture Bassの要素が色濃く出ていて、音の作り自体はかなり実験的に感じられます。それでいて美メロな曲が多く収録されているのも特徴的ですね。

  • 代表曲:Future Pop/TOKYO GIRL/無限未来
  • こんな人におすすめ:音の新しさと歌の良さを両方求める方

💭 【筆者の実感】

『LEVEL3』と並んで、特筆すべき1枚だと思っています。

中田さんが当時Future Bassにハマっていたのが伝わってくるサウンドが、聴いた瞬間から「新しい!」と感じたアルバムです。聴けば聴くほど良さが増していく、スルメみたいなアルバム、という言い方がいちばん似合う作品です。

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Perfume The Best “P Cubed”(2019年9月18日)

メジャーデビュー15周年の集大成、全52曲・3枚組のベストアルバムです。

メンバーとスタッフが選曲したPerfumeの代表曲の数々を、初期から『Future Pop』期まで一気に辿れます。そしてこの発売日は、Perfumeにとってもうひとつ大きな意味を持っています。

この日、サブスク配信が解禁されました。詳しくは後述します。

  • こんな人におすすめ:とにかく網羅したい方、まとめて聴きたい方

💿上記リンクのほか、タワーレコードHMV等でも購入できます。

PLASMA(2022年7月27日)

通算7枚目のオリジナルアルバム。

制作期間がコロナ禍と重なった作品で、そのぶん内省的な色合いも感じられます。「ポリゴンウェイヴ」「再生」など、この時期のPerfumeを象徴する曲が並びます。

  • 代表曲:ポリゴンウェイヴ/再生/Flow
  • こんな人におすすめ:じっくり繰り返し聴きたい方

💭 【筆者の実感】

これも『Future Pop』と同じタイプのアルバムです。
改めて聴くと、めちゃくちゃカッコイイ曲が盛りだくさんです。

最初から「いい」とは思ってはいましたが、真価が分かるまでに時間がかかりました。何度も聴き返すうちに、じわじわ効いてくる。初回の印象で判断せずに、しばらく手元に置いておいてほしい1枚です。

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ネビュラロマンス 前篇(2024年10月30日)

Perfume初のコンセプトアルバム、その前half。

最新のPerfumeが最高を体感するには、まずこのアルバムから。

結成25周年・メジャーデビュー20周年を記念して制作された作品で、3人が宇宙を舞台に繰り広げる物語がテーマ。架空の映画のサウンドトラックのような聴き心地です。全10曲。

CD発売は10月30日ですが、先行配信はメジャーデビュー記念日の前日である9月20日に行われました。

  • 代表曲:IMA IMA IMA/Cosmic Treat/すみっコディスコ
  • こんな人におすすめ:物語やコンセプトで音楽を楽しみたい方

正直なところ、この3曲に絞るのはかなり迷いました。

「Cosmic Treat」はアルバムのティーザー映像でも使われた、いわば顔になる曲。「IMA IMA IMA」は25周年の展覧会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」のテーマソングで、周年記念のパフォーマンスでも披露されました。かといって「The Light」も「ラヴ・クラウド」も外しがたい。

結局のところ、コンセプトアルバムは通して聴くのがいちばんだということですね。

💿上記リンクのほか、タワーレコードHMV等でも購入できます。

ネビュラロマンス 後篇(2025年8月18日配信/9月17日CD)

物語「ネビュラロマンス」の完結篇であり、コールドスリープ前の最後のオリジナルアルバムです。

前篇で提示されたテーマがどう完結するのか。そしてPerfumeが新たな次元へ進む姿が描かれます。全10曲・約38分。

収録曲のタイアップも豪華です。

日本テレビ系ドラマ『ちはやふる−めぐり−』主題歌の「巡ループ」、大阪・関西万博のNTTパビリオンで使用された「ネビュラロマンス」、映画『ショウタイムセブン』主題歌「Human Factory – 電造人間 -」、フジテレビ系ドラマ『ばらかもん』主題歌「Moon」。

最新のPerfumeを心ゆくまで味わってもらえるアルバムです。

  • 代表曲:巡ループ/ネビュラロマンス/Moon
  • こんな人におすすめ:今のPerfumeから聴き始めたいすべての方

この作品は各所で高い評価を受けています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ👇

💿上記リンクのほか、タワーレコードHMV等でも購入できます。

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目的別|あなたはここから入るといい

3ステップとは別に、好みや状況から選ぶ道もあります。

「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」しか知らない

→『GAME』へ。
その2曲が入っています。知っている曲があると、アルバム全体への入口になります。

テクノ・エレクトロが好き

→『LEVEL3』へ。
ダンスミュージックとしての完成度でいえば、ここがひとつの頂点です。『COSMIC EXPLORER』や『Future Pop』もお薦め。

歌詞や物語で好きになりたい

→『ネビュラロマンス 前篇→後篇』へ。
2枚を通して1つの物語になっています。コンセプトアルバムなので、通して聴くほど味わいが深くなります。

ライブで盛り上がる曲から知りたい

→『JPN』『』あたりから。

2009年の「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」から20年近くライブやフェスに参戦し続けてきた実感として、音源とライブで印象が大きく変わる曲がいくつもあります。「Dream Fighter」「エレクトロ・ワールド」「チョコレイト・ディスコ」あたりは、ライブ会場で聴くと完全に別物です。

音源で好きになった曲が、ライブで繰り返し披露されていくことで進化していく。
そして、改めて音源に戻ってじっくりと聞き入ってみる。
その過程を楽しむのも面白いですよ。

映画『コールドスリープ』を観て気になった

→『ネビュラロマンス 後篇』へ。
映画で描かれた時期と、いちばん近い場所にあるアルバムです。

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どこで聴ける?サブスク・CDの選び方

サブスクは2019年9月に全曲解禁済み

結論から言うと、サブスクで聴けます

2019年9月18日、ベストアルバム『P Cubed』の発売と同時にストリーミング配信が解禁されました。Spotify、Apple Music、Amazon Musicなど主要なサービスで聴けます。

解禁されたのはメジャーデビュー以降の全シングル・全アルバム収録曲
2005年のデビューシングル「リニアモーターガール」以降が対象です。

⚠️ 注意点。メジャーデビュー前のインディーズ楽曲は配信対象外です。「スウィートドーナッツ」などを聴きたい方は、『Complete Best』のCDを探しましょう。

まず気軽に試すなら、サブスクで『ネビュラロマンス 前篇』から再生してみてください。
それがこの記事のSTEP1です。

それでもCDを買う意味

サブスクで全曲聴けるなら、CDは不要でしょうか。

これが、そうでもないんです。

Perfumeのアルバムは初回限定盤に特典映像のDVD/Blu-rayが付くことが多く、ミュージックビデオやメイキング映像などが収録されています。これはサブスクでは手に入りません。ブックレットの作り込みも毎回良くて、中に掲載されている3人の写真を眺めるのも楽しみの一つです。

「気に入ったアルバムだけ物理で買う」というのが、いちばん現実的な付き合い方かもしれませんね。

筆者所有のPerfume歴だアルバム(初回・完全限定版)

Perfumeの歴代アルバム 初回盤・完全限定盤(筆者所有)

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アルバムを聴いたら、次は「映像」へ

音源を一通り聴いたら、次に進む先ははっきりしています。ライブ映像です。

Perfumeはライブでこそ本領を発揮するグループで、音源で聴いた曲が会場でどう変わるかを知ると、また最初から聴き直したくなります。

映像作品については別途まとめてあるので、そちらをどうぞ。

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よくある質問

Q. アルバムは全部で何枚ですか?

A. 2026年8月時点で12枚です。オリジナルアルバム9枚と、ベスト・コンピレーションが3枚。
このほかにEP『ポリゴンウェイヴ EP』(2021年)もあります。

Q. シングル曲はアルバムに入っていますか?

A. 多くは収録されています。ただし全部ではありません。網羅したい場合はベスト盤『P Cubed』が確実です。(2020年以降のシングル曲は未収録)

Q. 『ネビュラロマンス』は前篇と後篇、どちらから聴くべき?

A. 前篇からです。2枚で1つの物語になっているので、順番を守ったほうが確実に楽しめます。

Q. ベスト盤だけ聴けば足りますか?

A. 代表曲を知るだけなら『P Cubed』で足ります。全52曲ありますから。

ただ、Perfumeのアルバムは1枚ごとに世界観が作り込まれているタイプです。とくに『ネビュラロマンス』のようなコンセプトアルバムは、曲順ごと体験しないと意味が半減してしまいます。

ベスト盤で気になった曲があったら、その曲が入っているアルバムを丸ごと聴いてみてください。

Q. 中田ヤスタカさんとは? 全曲プロデュースなのですか?

A. Perfumeの楽曲を手がけている音楽プロデューサーです。capsuleとしての活動でも知られています。

関わりが始まったのは2003年、Perfumeがまだインディーズだった頃です。『GAME』が初の全曲プロデュース作品で、以降のオリジナルアルバムも中田さんが制作を担っています。20年以上にわたってひとりのプロデューサーが関わり続けているという点は、Perfumeを語るうえで外せない要素です。

💡 ちなみに「最初に手がけた曲はどれか」は、コアなファンの間でも話題になるところです。シングルのリリース順でいえば「スウィートドーナッツ」ですが、レコーディング順や提供順については関係者の証言が分かれており、「おいしいレシピ」を挙げる説もあります。

Q. サブスクで全部聴けますか?

A. メジャーデビュー以降の楽曲は聴けます。インディーズ期の楽曲は配信対象外のため、そちらを聴きたい場合は『Complete Best』のCDが必要です。

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まとめ

最後にもう一度、オススメの聴く順番を整理しておきます。

  • STEP1『ネビュラロマンス 前篇 → 後篇
  • STEP2『GAME
  • STEP3『JPN

それでも迷ったら、『GAME』1枚から始めてください。

2007年から追いかけてきたので、いちばん聴いたアルバムが『GAME』です。代表曲が揃っていて、Perfumeという存在がどういうものかが1枚で伝わる。迷ったときの答えとしては、これ以上のものが思いつきません。

2026年8月現在、Perfumeはコールドスリープの期間中です。新しい音源が出ない時期だからこそ、20年分をゆっくり掘るにはちょうどいいタイミングかもしれませんね。

どこから入っても大丈夫です。気に入った1枚が見つかれば、そこから自然に広がっていきますよ。

それでは✋️

⚠️ 記載内容は2026年8月時点の情報です。作品数や配信状況は変わる可能性がありますので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。


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