昨日(11/15)から横浜・そごう美術館でスタートした
「Perfume COSTUME MUSEUM FINAL EDITION」に、さっそく行ってきました!
これから訪れる方が多いと思いますので、基本的にはネタバレは控えめに…と思ったのですが、すでに「ナタリー」さんなどの各メディアで沢山会場写真付きの記事が公開されていました。
なので今回は、私自身が感じた会場の雰囲気や、これまでの会場との違いなどを中心にレポートしていきたいと思います。
ちなみに筆者はこれまでに、神戸・宮崎・広島・盛岡の各会場を訪れています。
これから展示会へ行く方の参考になれば幸いです!
💃Perfume衣裳展@横浜 イベント概要
👠参加イベント:「Perfume COSTUME MUSEUM FINAL EDITION」神奈川会場
📅 訪問日:2025年11月16日(日)
📍 会場:そごう美術館(横浜市)
💃観覧所要時間:1~2時間(音声ガイドは約40分)
🔗そごう美術館公式サイト:https://sogo-museum.jp/
👇️「そごう美術館」までのアクセスはこちらの記事を参考にしてください。
🖼 展示の構成・内容
- 第一章:近未来型の挑戦者
- 第二章:止まらない進化
- 第三章:「未来」を超えて
- 最終章:巡りのときーそれぞれの時代へ(撮影可能エリア)
※第四章「ステージに立つの」が新章「巡りのときーそれぞれの時代へ」に更新
✨ 注目展示・見どころ・所要時間
- 2023年9~11月に兵庫県立美術館にて開催された「Perfume COSTUME MUSEUM」。
その後、宮崎・北海道・広島・岩手と巡回。横浜が6カ所目の巡回場所にして最終地。 - 新たに加わった衣装が12セット36着。合計54セット162着を展示。
- これまでの会場では1体ずつの展示となっていた「私たちのお気に入り」と題したメンバーセレクト企画が3体セット展示へ
- これまで第四章「ステージに立つの」内で展示されて数々のライブ衣装や3人それぞれのお気に入り衣装は、年代順に第一章〜第三章へ組み込まれました。
- 新たに「巡りのときーそれぞれの時代へ」という新章が追加。9月の東京ドームライブを含めた最新衣装の展示ゾーンとなっていました。
- 宮崎会場から始まった音声ガイド(約40分)は継承(中身の変更無し)
- コンパクトな会場が故に全ての衣装との距離が近い
- 観覧所要時間は1~2時間。(音声ガイド利用の有無で変わると思います)
初出し衣装(筆者の記憶)
- 2008年「初武道館ライブ」のピンク衣裳
- 2009年「直角二等辺三角形ツアー」のブラック&ゴールド衣裳
- 2010年「初東京ドームライブ」の金色衣裳
- 2020年「ドームツアー」の赤衣裳
- 2021年「polygon wave LIVE」のシルバー衣裳(3体揃っては初)
- 2023年「PLAZMAツアー」のグリーン衣裳
- 2025年「ネビュラロマンス前篇」の緑戦闘服(衣裳展としては初出し)
- 2025年「ネビュラロマンス後篇」の赤戦闘服
- 2025年「東京ドームライブ」のラスト衣裳
🛍 グッズ販売&コラボメニュー
グッズ販売
- 会場限定パンフレットやクリアファイルなどあり
- 本会場から「A4 Wクリアファイル」追加デザインが登場
- Perfume Closetも一部販売
🔗グッズ販売詳細はPerfume公式サイトで!
コラボメニュー
会期中、そごう横浜店10階にある「イー・エー・グラン」でPerfume COSTUME MUSEUM FINAL EDITIONとイー・エー・グランのコラボメニューが登場。展示衣装をモチーフにしたスイーツ・ドリンクが楽しめます。(わたしが行った日は早々に完売していました)

くわしくはこちら
📝 Perfume衣裳展 in 横浜の感想
9月に「コールドスリープ」が発表され、東京ドームライブも終わり、少し寂しさを感じていた頃。
そんなタイミングで、9月末に“最後の衣装展”が地元・横浜で開催されるというニュースが入ったので歓喜していました。
それから約1ヶ月半。待ちに待った開催ということで、筆者は開催2日目の朝イチに行ってきました。
(初日は混雑しそうだったので、あえて避けました・笑)
衣装展への参加は、これまでの神戸・宮崎・広島・盛岡に続き、今回が5会場目になります。
過去4会場を巡ってきた身としては、「東京ドームライブの衣装が見られるかも」という期待もありましたし、何より地元開催なので気軽に何度も行ける…。“行かない”という選択肢は最初からありませんでしたね。
そして「コールドスリープ」前、最後の大規模イベントになるかもしれないという思いもあり、彼女たちが“戦闘着”と呼ぶ衣装たちを目に焼き付けようと決めていました。
事前に入口の様子だけは下見していましたが、いざ美術館内に足を踏み入れると、さらに洗練された展示が迎えてくれて早速テンションが上りました!

音声ガイド「思い出こばなし」(約40分)は宮城会場から始まった企画ですが、今回も継続。
“内容に更新があるかも…?”と期待して購入したものの、内容自体はこれまでと同じでした。
ただし今回は新しくスマホ対応が追加されていて、専用機を借りなくても自分のスマホとイヤホンでPerfume3人のガイドを楽しむことができます。これはとても便利でしたね。

さて、本題。
展示についてですが、そごう美術館は過去会場より展示面積が狭めなので、少し不安もあったのですが、実際に入ってみると広さはまったく気になりませんでした。
むしろコンパクトな空間にテーマごとに衣装が美しく並び、全体の照明を落とした雰囲気も相まって、とても見やすい会場構成でした。
どの衣装もかなり近くで観ることができ、以前は高い位置に展示されていた衣装も目線の高さでじっくり鑑賞できました。
どの衣装も細部のディテールまで確認できて、初めて見るような新鮮ささえありました。
写真撮影は、最後のエリアのみOK。
ここには最新の衣装が並んでいて、東京ドームライブで彼女たちが「コールドスリープ」した際に着用していた衣装をはじめ、“ネビュラ”前編・後編のグリーンと赤の対比が美しい衣装など、見応え抜群で最高でした。
盛岡会場の後半から展示されていた、大阪・関西万博 NTTパビリオン企画で披露された青の衣装もあったので、このエリアに一番長居してました。

どうしても“撮影可能”のエリアが話題になりがちですが、それ以外にも懐かしい初出し衣装が多数あり、とても嬉しいラインナップになっていました。
例えば、初武道館の衣装や「直角二等辺三角形ツアー」の衣装など……こちらは撮影不可の展示なので、気になる方はぜひ会場でご自身の目で確かめてみてください。
そして、全ての展示を観終わって会場出口手前にある「Perfume3人からの最新メッセージ」。
これが泣ける。。。
もうSNSには上がっていますが、これは是非直接現場で観て欲しいと思います。

おすすめ観覧方法
最後に、この展示会をより楽しむためのおすすめの観覧方法をお伝えします。
特にこの展覧会に初めて参加される方は是非参考にしてもらえたら嬉しいです。
(既に記載している内容を含みます)
展覧会場限定音声ガイド「Perfume COSTUME 思い出こばなし」は必須
受付で案内される「音声ガイド」は、特に初めて衣装展を訪れる方は、ぜひ利用して欲しいアイテムです。
こうした展覧会でよく見かけるオプションですが、何といってもPerfumeの3人がナビゲーターを務めているのが最大の魅力です。
展示されている衣装の中から、厳選された衣装の思い出を語りつくしてくれます。
まるでPerfumeの3人がそばで”自分だけに”しゃべっているような錯覚を感じながら展示を楽しむことができるのでめっちゃおすすめです!
・ご利用料金:800円(税込み)
(専用ガイド機1台レンタル又は個人スマホ利用/1回)
「Perfume COSTUME BOOK」を片手に
この衣装展の開催のきっかけになったのが、Perfumeの歴代衣装を網羅したムック本『Perfume COSTUME BOOK』です。
本書は電子書籍でも販売されていて、電子版では紙版の発売以降に着用された衣装も追加収録されています。
この電子版を事前にスマートフォンにダウンロードしておけば、会場で展示されている衣装と見比べながら鑑賞できるので、衣装のディテールや時期ごとの変遷をより深く楽しむことができます。
さらに、衣装展の前後に読み返す(例えば移動中の新幹線や飛行機の中)ことで、「あの衣装がこのライブで使われたんだ」といった新たな発見があったり、Perfumeの歴史をより立体的に感じられると思います。
ファンはもちろん、これからPerfumeを知る人にとっても、衣装から彼女たちの進化をたどるガイドブックとしておすすめです。
学芸員によるギャラリートークへ参加
「学芸員によるギャラリートーク」が不定期で開催されています。
担当学芸員さんが展示の見どころを直接レクチャーしてくれるので衣装(展)の違った見方・楽しみ方が見つかると思います。
今後、わたしも参加してみたいと思っています。
ギャラリートークの詳しい日程はこちら
お得に鑑賞する方法
前売り券の販売は終了していますが、急な当日参加でも”前売り券と同じ値段”で鑑賞する方法があります。
そごう美術館がある横浜そごう手前の地下街「PORTA」内にある格安チケット店で前売り券と同等の当日券ー200円の1,400円でそごう美術館への入場チケットを販売しています。
少しでも安く衣装展を観覧したい方は是非活用してみてください。


まとめ:開催は来年1月12日まで!
一昨年の神戸からスタートしたこの衣装展も、今回の横浜会場が本当の本当の最後です。
約2年半にわたって全国を巡ってきた企画展ですが、Perfume本人がいない展示会にもかかわらず、私は“衣装を観るためだけに”全国を飛び回ってきました。
それでも楽しめる、衣装を眺めているだけでもPerfumeを感じる事ができる。
Perfumeが駆け抜けてきたそれぞれの時代の象徴が衣装そのものであり、どの衣装も見るたびに様々な記憶がよみがえります。
まさに衣装は、楽曲やライブと並んで、Perfumeの歴史と軌跡を物語る存在なんですね。
筆者はこの衣装展には神戸2回、宮崎、広島、盛岡、そして今回の横浜と足を運びました。横浜会場にはこの後もまだ数回訪れる予定でいます。
本当に素晴らしい企画展だったと思います。
できることなら、形を変えてでも、いつかまたどこかで再び開催してほしいと願っています。
横浜・そごう美術館では、
2026年1月12日(月・祝)まで開催しています。
衣裳展にまだ行った事が無い方はもちろん、他の地域での衣裳展に既に行かれた方も、この記事を読んて少しでも興味を持った方は、是非訪れてみてください。
きっと新しい発見がありますよ!
それでは✋️





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